防災用語 な行

内水氾濫(ないすいはんらん)

雨水が堤防の内側にある土地(堤内地)にあふれること。河川から離れた場所でも発生することがある。

短時間に大量に降った雨を排水施設で川に流せず、住宅地や農地、道路などに水があふれて浸水する。
また、大雨で河川の水位が上がり、そこに流れるはずの小さな川や水路の水が行き場を無くしてあふれる場合もある。

二次災害(にじさいがい)

災害が起こったことが原因になって起こる災害のこと。

二次避難所(にじひなんじょ)

自宅や避難所での生活が難しく、介護サービスなど特別な配慮を必要とする人を一時的に受け入れ、保護する施設。

社会福祉協議会などが指定され、福祉避難所(ふくしひなんじょ)とも言われる。

熱中症(ねっちゅうしょう)

気温が高い中で運動や活動をすると、体内の水分や塩分のバランスが崩れて体温調節機能がうまく働かなくなることなどによって起きる。体温が上昇し、めまいや立ちくらみ、吐き気、頭痛、意識障害などの症状が出る。

予防のためには、こまめに水分と塩分を補給し、帽子や日傘で直射日光を避ける対策が必要。