防災用語 あ行

暑さ指数(あつさしすう)

気温・湿度・輻射熱(ふくしゃねつ)の3つを取り入れた指数で、熱中症の予防を目的として提案された温度の指標。WBGT(湿球黒級温度:Wet Bulb Globe Temperature)。

気温が同じでも湿度などの影響で熱中症になる人の数が変わってくることから、気温だけを見るよりも熱中症予防の目安として有効とされている。暑さ指数に応じて、日本生気象学会は「日常生活ににおける熱中症予防指針」を、日本スポーツ協会は「熱中症予防運動指針」を公表している。

アンダーパス

道が立体的に交差する場所に地面を掘り下げてつくられた道路。大雨のときに冠水しやすく注意が必要。

一時滞在施設(いちじたいざいしせつ)

災害で家に帰ることが難しくなった人が、一時的に過ごすための施設。

一時集合場所(いっときしゅうごうばしょ)

避難指示が出たり、災害による危険があるときに一時的に避難する場所。近くの学校、公園、神社、寺内など。

液状化(えきじょうか)

ゆるく堆積した砂地に強い地震動が加わり、地層が液体状になる現象。

屋内消火栓(おくないしょうかせん)

マンションや高層ビル、商業施設などの屋内に設置された消火栓。

出火したときには誰でも使用でき、2人で操作する「1号消火栓」と1人で操作する「2号消火栓」がある。