防災用語 か行

活断層(かつだんそう)

これまでくり返し地震を引き起こし、将来も活動しそうな断層。

帰宅困難者(きたくこんなんしゃ)

大地震や大雨などの災害によって交通機関が停止し、外出先から自宅に徒歩で帰るのが難しい人。

通勤や通学、買い物などで外出しているときにも災害にあう可能性があるため、日ごろから備えておくことが大切。

共助(きょうじょ)

災害が起きたときに近くに住む人が助け合うこと。

緊急自動車専用路(きんきゅうじどうしゃせんようろ)

地震による災害があったときに、避難や救急、消防、物資を運ぶ活動などのために使われる大きな道路。一般車両は通ることができない。

緊急車両(きんきゅうしゃりょう)

災害救助などの救急時に使用される車のこと。緊急自動車とも言う。

群発地震(ぐんぱつじしん)

ある地域に集中して起きる地震群。前震・本震・余震の区別がはっきりせず、狭い範囲で数多く発生する。

短時間で終わるものから数年間にわたるものまで、発生期間はさまざま。

警戒レベル(けいかいれべる)

発生が予想される災害の危険度と、必要な避難行動を5段階で表したもの。

数字が大きくなるにつれて危険度が上がる。

「警戒レベル4」になると、全員が危険な場所から逃げるべき「避難指示」となる。

経口補水液(けいこうほすいえき)

脱水症状の治療のために使われる。食塩、ブドウ糖を水に溶かしたもの。

熱中症に備えて準備しておくとよい。

警報(けいほう)

重大な災害が起こるおそれがあることを警告して行う予報。

気象(大雨、大雪、暴風、暴風雪)、土砂崩れ、高潮、波浪、浸水、洪水といった種類があり、土砂崩れ警報は大雨警報に、浸水警報は大雨特別警報又は大雨警報に含めて発表される。

有効期間はその警報の解除が発表されるか、新たな警報が発表されるまで。

洪水(こうずい)

大雨により川から水があふれること。

降灰(こうはい)

火山の噴火によって出た火山灰が地上に降ってくること。